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富士フィルム、3Dプリントシステム開発
記事提供元:エコノミックニュース
富士フィルム <4901> は、3Dデジタルカメラで撮影した画像から自然な立体感をもつ高画質3Dプリントが簡単にできる「FUJIFILM 3D プリントシステム」を9月21日より発売する。
世界初の3Dハイビジョン動画の撮影が可能となったデジタルカメラ「FUJIFILM FinePix REAL 3D System」に引き続き、9月より第二弾として「FinePix REAL 3D W3」を発売してきた同社は、「W3」に合わせて「3Dプリンター DPR-1」を用いた3Dプリントサービスを提供することを決定。「3Dプリンター DPR-1」は、立体感を生み出す効果を持つレンチキュラーシートに、昇華型熱転写方式で3D画像を直接プリントするダイレクトプリント方式を採用。自然な立体感を持つ高画質3Dプリントを実現した。また従来の、印画紙とレンチキュラーシートを貼り合わせて製作する3Dプリントに比べ、簡単に製作することが可能となった。プリントサイズは、4×6インチから6×9インチまでの3サイズ・4種類。付属の画像処理ソフトにより3Dデジタルカメラで撮影した画像から3D用のプリントデータを作成したり、テンプレートと合成することで3Dプリントを製作する。さらに、省スペースで設置がしやすいため、写真店のほか、観光地やテーマパーク、イベント会場などでの活用が期待されている。
同社は、撮影から出力まで、全ての製品・サービスを手がけるイメージング分野のリーディングカンパニーとして、今後も3D映像の製品開発を進めていく考えだ。
(編集担当:山下紗季)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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