【株式市場】前場の日経平均は140円安、日米金利上昇など受け反落模様だが次第に持ち直す

2025年1月8日 12:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万9942円95銭(140円35銭安)、TOPIXは2770.24ポイント(16.33ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億912万株

 1月8日(水)前場の東京株式市場は、日経平均が反落模様となり、NYダウの2日続落や日米金利の上昇などを受け、203円安で始まった後377円安まで下押したが、その後はジリジリ持ち直して前引けは140円安にとどまった。NY市場で半導体株指数が下げたにもかかわらずアドバンテスト<6857>(東証プライム)などが強く、12月上場のキオクシアHD<285A>(東証プライム)は約3週間ぶりに上場来の高値を更新。マクセル<6810>(東証プライム)も全個体電池や証券会社の投資判断などで高値を更新。商船三井<9104>(東証プライム)などの海運株もコンテナ市況高など材料視され高い。

 三井金<5706>(東証プライム)が大きく出直り、キャリア付極薄銅箔の増産など好感され、ジンズHD<3046>(東証プライム)は12月の月次動向など好感され高値を更新。ライトオン<7445>(東証スタンダード)はワールド<3612>(東証プライム)グループによるTOB(株式公開買付)など材料視され急伸。川本産業<3604>(東証スタンダード)はインフルエンザ流行や米国での鳥インフル感染による死者報道など材料視され急伸。ファンデリー<3137>(東証グロース)は制限値幅(ストップ高幅)の臨時拡大を受けて一段高。EduLab<4427>(東証グロース)は2日続けて大幅に上げ大学受験予備校ニチガクの破綻を受けて需要増の期待あるもよう。

 東証プライム市場の出来高概算は9億912万株、売買代金は2兆2244億円。プライム上場1644銘柄のうち、値上がり銘柄数は509銘柄、値下がり銘柄数は1070銘柄。

 東証33業種別指数は10業種が値上がりし、海運、非鉄金属、繊維製品、鉄鋼、輸送用機器、倉庫運輸、銀行、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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