ポラリス・ホールディングス 2025年3月期通期の連結業績予想を上方修正、配当予想は維持

2025年1月6日 13:49

印刷

記事提供元:フィスコ

*13:49JST ポラリス・ホールディングス---2025年3月期通期の連結業績予想を上方修正、配当予想は維持
ポラリス・ホールディングス<3010>は27日、ミナシアとの経営統合が完了したことなどにより、2024年5月14日に公表した2025年3月期通期の連結業績予想を修正し、配当予想を維持すると発表した。

売上高は、経営統合後のミナシアの2025年3月期3か月の売上高を計上することとなり大幅に上昇する見込みである。ホテル事業も、既存ホテルの運営実績が好調であること、一部のホテルの運営形態を運営委託型から賃貸借契約型へ変更したことなどから上昇する見込みである。営業利益は、ホテル事業などが前回予想の見込みを上回って推移した一方で、同経営統合に関連する外部アドバイザーへのワンタイムの報酬等の経費の増加やのれんの償却費などが発生する見込みである。しかし、結果として前回予想から増加する見込みである。

業績予想数値は、売上高260.00億円(前回予想比29.5%増)、営業利益22.00億円(同16.3%増)、経常利益15.00億円(同14.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益15.00億円(同1.8%増)とそれぞれ上方修正となった。

同経営統合により、同社の発行済株式数が増加したが、業績予想の修正後も、連結配当性向を30.9%に引き上げることで、2025年3月期の期末配当は、1株当たり3円を維持する。《ST》

関連記事