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米国株見通し:下げ渋りか、ハト派政策に期待継続
記事提供元:フィスコ
*13:35JST 米国株見通し:下げ渋りか、ハト派政策に期待継続
(13時30分現在)
S&P500先物 6,016.00(0.00)
ナスダック100先物 21,142.00(-17.50)
米株式先物市場でS&P500先物は変わらず、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は10ドル安。米金利は高止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
13日の主要3指数はまちまち。上昇後の失速でナスダックは続落、S&Pは前日終値付近、ダウは上げ幅縮小で47ドル高にとどまり43958ドルで取引を終えた。この日注目された消費者物価指数(CPI)は上振れ予想と一致し、インフレ再加速が示された。連邦準備制度理事会(FRB)当局者の反応はまちまちながら、今後の緩和に慎重な見解は売り材料に。一方、15日発表の小売売上高を見極める展開となり、過度な売りを抑制した。
本日は下げ渋りか。引き続きインフレ指標が注目され、今晩の生産者物価指数(PPI)が想定通り堅調なら売り先行となりそうだ。トランプ次期政権の政策期待の一方、長期金利の上昇でハイテクをはじめ利益確定や持ち高調整の売りが出やすい。ただ、目先の小売売上高やNY連銀製造業景気指数など主要な経済指標を見極めるムードが広がり過度な下げを抑制。また、ハト派的な金融政策への期待感は根強く、買いが続く可能性はあろう。《TY》
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