【株式市場】前場の日経平均は2957円高、大幅な円安など受け買い直され一時3453円高

2024年8月6日 12:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万4416円32銭(2957円90銭高)、TOPIXは2434.21ポイント(207.06ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は高水準が続き17億6850万株、

 8月6日(火)前場の東京株式市場は、円相場が2円近く大幅な円安に転じて始まったことやシカゴ、大阪の夜間取引で日経平均先物が大幅に反発したことなどを受け、全面高の反発相場となった。戸田建<1860>(東証プライム)、キッコマン<2801>(東証プライム)、キーエンス<6861>(東証プライム)、三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)、東急不HD<3289>(東証プライム)などはストップ高まで買われ、大幅増配の郵船<9101>(東証プライム)も大幅反発。日経平均は618円高で始まり、午前10時過ぎに一時3453円38銭高(3万4911円80銭)まで上げた。前引けの上げ幅2957円は、終値ベースの上げ幅で歴代1位の2676円(1990年10月2日)を更新した。

 三井不動産<8801>(東証プライム)も前日の下げを回復してお釣りのくる大幅反発となり、2日に発表した四半期決算を改めて買う様子。11時に四半期決算を発表したユニチカ<3103>(東証プライム)は一段と反発幅を広げ急伸。長谷川香料<4958>(東証プライム)は5日発表の四半期決算など好感されストップ高。メディアリンクス<6659>(東証スタンダード)は9日ぶりに値上がり。ベガコーポ<3542>(東証グロース)も7月末発表の四半期決算など再評価と急反発。

 東証プライム市場の出来高概算は高水準が続き17億6850万株、売買代金は3兆8435億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は1581銘柄、値下がり銘柄数は41銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、海運、その他金融、保険、輸送用機器、ゴム製品、精密機器、電気機器、その他製品、建設、不動産、鉱業、などとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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