東京為替:ドル・円は急落、早朝から5円近く下落

2024年8月5日 17:10

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記事提供元:フィスコ

*17:10JST 東京為替:ドル・円は急落、早朝から5円近く下落
5日の東京市場でドル・円は急落。日経平均株価の記録的な下落による円買いが先行し、早朝に146円54銭を付けた後は値を下げる展開。その後は日本株や米株式先物の下げ幅拡大しでリスク回避の円買いが強まり、午後は141円70銭まで水準を切り下げた。
・ユーロ・円は159円95銭から154円42銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0892ドルから1.0966ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値35,249.36円、高値35,301.18円、安値31,156.12円、終値31,458.42円(前日比4,451.28円安)
・17時時点:ドル円143円10-20銭、ユーロ・円156円90-00銭
【経済指標】
・中・7月財新サービス業PMI:52.1(予想:51.5、6月:51.2)
・独・7月サービス業PMI改定値:52.5(予想:52.0、速報値:52.0)
・ユーロ圏・7月サービス業PMI改定値:51.9(予想:52.0、速報値:51.9)
【要人発言】
・鈴木財務相
「株価は市場で決定される」
「株価の下落に強い関心を寄せている」
「今後とも為替相場の動きを注視」
「円の水準は点綴的に推移することが望ましい」
・日銀金融政策決定会合議事要旨(6月分)
「データを注視し遅きに失することなく適時に金利を引き上げる必要」
「円安は物価上振れの要因、十分注視する必要性があることを共有」
「政策変更、消費者物価の反転上昇などデータを確認したタイミングで」《TY》

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