7月24日のNY為替概況

2024年7月25日 04:11

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記事提供元:フィスコ

*04:11JST 7月24日のNY為替概況
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円22銭から153円11銭まで下落し、引けた。

日銀が来週の金融政策決定会合で追加利上げや債券購入半減を検討するとの報道を受けた円買いが続いた。また、米6月新築住宅販売件数が予想外に前月から減少したため連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを織り込むドル売りにも拍車がかかった。その後、5年債入札結果が低調で、長期金利が上昇に転じ、ドルの買戻しが強まった。

ユーロ・ドルは1.0867ドルまで上昇後、1.0837ドルまで下落し、引けた。

ユーロ・円は、169円29銭から166円14銭まで下落。日欧金利差縮小観測が再燃し、ユーロ売り、円買いが一段と加速した。

ポンド・ドルは1.2938ドルまで上昇後、1.2901ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.8866フランから0.8829フランまで下落。

24日のNY原油先物は反発。米週次統計で、原油在庫の減少で供給不足を懸念した買いが再開した。


[経済指標]
・米・6月卸売在庫速報値:前月比+0.2%(予想:+0.5%、5月:+0.6%)
・米・6月前渡商品貿易収支:-968億ドル(予想―987億ドル、5月‐994億ドル)
・米・6月新築住宅販売件数:61.7万戸(予想:64.0万戸、5月:62.1万戸←61.9万戸)
・米・7月製造業PMI速報値:49.5(予想:51.7、6月:51.6)
・米・7月サービス業PMI速報値:56.0(予想:54.9、6月:55.3)
・米・7月総合PMI速報値:55.0(6月:54.8)《KY》

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