今日の為替市場ポイント:米5月CPIの発表を待つ状況

2023年6月13日 08:10

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記事提供元:フィスコ

*08:10JST 今日の為替市場ポイント:米5月CPIの発表を待つ状況
12日のドル・円は、東京市場では139円27銭から139円64銭まで反発。欧米市場では139円07銭まで売られた後、一時139円76銭まで反発し、139円61銭で取引終了。本日13日のドル・円は主に139円台で推移か。日本時間夜に米5月消費者物価指数(CPI)の発表を控えているため、リスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

13-14日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では、政策金利の据え置きが決定される可能性が高いとみられる。ただし、インフレ率が短期間で大幅に低下する可能性は低いことから、7月以降に利上げを再開する可能性は残されている。13日発表の5月消費者物価指数(CPI)、15日発表の5月小売売上高と5月鉱工業生産、6月末に発表される5月PCEコア価格指数などの経済指標が市場予想を上回った場合、7月利上げの可能性は高まるだろう。また、今回のFOMC会合で政策金利の据え置きが決まった場合、その理由について声明でどのような文言が使用されるのか、注目される。《CS》

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