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英ポンド週間見通し:下げ渋りか、市場安定化措置への期待残る
記事提供元:フィスコ
*14:42JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、市場安定化措置への期待残る
■上昇、トラス英首相は経済計画の一部を撤回
今週のポンド・円は上昇。トラス英首相は10月14日に経済計画の一部を撤回し、英中央銀行は「緊急国債購入最終日の買い入れ規模は合計100億ポンドで維持する」との方針を伝えたことから、安全逃避的なポンド売り・米ドル買いはやや縮小した。米ドル・円相場が週末前に円安方向に大きく動いたことも影響したようだ。取引レンジ:159円73銭-167円29銭。
■下げ渋りか、市場安定化措置への期待残る
来週のポンド・円は下げ渋りか。英トラス政権はミニ予算を修正する見通し。また、英中央銀行は国債買入れ計画への追加措置を警戒しており、市場の動揺が抑えられた場合、ポンドの買い戻しが続く可能性はあろう。また、日本政府は円安けん制姿勢を強めているものの、日米金利差でドル・円は引き続き下げづらいため、ポンド・円を下支えしそうだ。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・19日:9月消費者物価コア指数(8月:前年比+6.3%)
予想レンジ:164円00銭−169円00銭《FA》
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