渋野日向子、1打差で優勝を逃す　全英女子オープン

　イギリス・ミュアフィールドで開催されていた全英女子オープンゴルフは7日（現地時間）最終日を迎え、初日から好調で3年ぶりの全英制覇が期待された渋野日向子は、パットが決め切れず出入りの激しいゴルフながら粘りを見せ、首位と1打差で惜しくも優勝を逃すも3位に入賞した。優勝はA・ブハイ（南アフリカ）で、チョン・インジ（韓国）とのプレーオフを4ホール目で制した。

　渋野は首位と5打差の9アンダー2位でスタート。2番でバーディを奪うも、3番4番とパーパットがカップに蹴られ連続ボギーとしたが、5番をイーグルで挽回する。8番でバンカーに捕まりボギーとするも、9番をバーディで取り返す。14番でもバンカーからダブルボギーを叩くも、17番バーディと粘りのゴルフを見せる。

　バーディでプレーオフに入れる18番は、アプローチがグリーンオーバーするもパーでセーブ、イーブンでフィニッシュした。

　14アンダーの首位でスタートしたブハイは、前半は崩れることなく単独首位をキープする。しかし15番で深いラフから抜け出せずトリプルボギーを叩き、4オーバーでフィニッシュ。

　渋野と同じ9アンダーでスタートしたインジは、2番4番6番とバーディラッシュ。しかし10番でティーショットをバンカーに入れボギー、12番もボギーと後半はスコアを伸ばせず1アンダーでフィニッシュ。

　日本勢では2アンダーでスタートした畑岡奈紗が、4バーディ1ボギーでフィニッシュ、7位タイに入った。5アンダーでスタートした山下美夢有は、3バーディ4ボギーでフィニッシュ、13位タイに終わった。