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JR東日本、イギリスの駅でキャッシュレス自販機事業のトライアルを開始
今回設置する最新式自販機のイメージ。(画像: JR東日本発表資料より)[写真拡大]
英国では、日本ほど自動販売機は普及しておらず、特に鉄道駅での設置台数となると限定的であるという。そこで、英国ウェストミッドランズトレインズ(WMT)の鉄道事業に参画しているJR東日本は、駅構内にデジタルディスプレイ・完全キャッシュレス対応の最新自動販売機を設置、その事業のトライアルを7月4日より行う。
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JR東日本は、2017年12月から、英旅客鉄道運行事業のフランチャイズのひとつであるWMTの運営に参画している。一方日本では、JR東日本ウォータービジネス(WB)とともに、東日本エリアの駅を中心に自動販売機事業を展開している。
今回のトライアルは、実施期間が7月4日から2020年6月末までの予定。設置場所は、バーミンガム・スノーヒル駅に2台、ノーサンプトン駅に1台。販売動向に応じては、設置台数拡大も予定しているという。
機体そのものは英国製、同国の自販機メーカーAEGUANA LTDの最新式機種で、完全キャッシュレスで決済はクレジットカード・デビッドカード・QRコードによる。タッチ式デジタルディスプレイで、またモーションセンサーによる画面切り替え型となっている。
なお7月4日に、設置する両駅で開業プロモーションを行うという。具体的には、飲料購入が5日まで50%割引になるQRコードが印字された特製うちわを配布する、というものである。
さらに、7月8日から31日までは、事前にプロモーション参加を希望していた両駅の利用者に、メールでQRコードを利用したディスカウントクーポンを配布するという。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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