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「農業」で副業するためにはどうする? 始め方やメリットは
本業とは対極の仕事を選択できるのは、副業の大きな魅力の一つだ。
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自給自足生活への憧れや、田舎での農業生活を考えているのなら、副業として農業を選択してみてはどうだろうか。土に触れると不思議と癒されたり、自然相手の仕事はオフィスワークとは、大きく異なる。日常から離れた、週末の副業農業とは、どのようなものであるか考えてみたい。
■何から始めるべきか
家庭菜園やプランターでは、副業にするのは困難だ。副業にするには、まずはそれなりの広さの畑が必要となる。田舎に土地を所有しているなら別だが、畑をレンタルするのがリスクも低いだろう。より積極的になるなら、農業法人に入るのも選択肢の一つだ。
しかし初期投資や、将来的に続けるか不透明では躊躇してしまう。それならまずは、”体験”から始めるのがいいだろう。
農業体験教室や、NPOが主催するイベントに参加してみる。まずは農業に触れ、自分自身に適性があるか、または継続できそうかを判断すればいい。生活や本業とのバランスを考え、徐々に負荷を上げていく方がスムーズだろう。
■ビジネスにするなら明確な”戦略”も必要だ
一般的には、収穫した野菜などの作物は、農協などに集められて市場へ送られる。売上は、農協などから受け取るが、これは”大量生産”を前提としている。小規模の、それも副業のように個人で農業を経営するなら、別の”戦略”が必要だ。
育てる作物の選定から、考えなければならない。大量に流通するような作物では、単価も低くなる。そこで珍しく、あまり市場に出回らない野菜などを選択する。
次に、販路を確保しなければならない。しかし営業をするのも、困難だ。ここで、インターネットを利用する。インターネットを介した個人販売なら、仲介手数料なども節約できる。農業もビジネスだ。本業で培ったノウハウを、存分に活用すべきだろう。
自然に触れながら野菜を育てるのは、とてもクリエイティブだ。そして販売には、ビジネスの要素もある。農業を副業にすることで、生活に弾力を持たせることもできるのではないだろうか。(記事:西島武・記事一覧を見る)
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