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本業のために副業をする!「2枚目の名刺」という考え方
「自らの力で、新たな稼ぎ柱が欲しい」という考えで副業をすることが当たり前になってきた今、それとは別の軸で副業に取り組む人も現れている。それは、自分の将来的なキャリアを考えたうえで行う「2枚目の名刺を持つ」ことに重きを置いた副業だ。
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■「2枚目の名刺」を持つ副業とは?
必ずしもお金を得ることを目的とするのではなく、自らのスキルや経験、人脈等に重きを置いた副業だ。自分の力をもっとつけていくためや、社外の環境に身を置いてチャレンジをするためなど、積極的な理由が中心となる。近頃では「パラレルキャリア」などとも言われており、豊かな人生を送るための方法として注目されている。
■「2枚目の名刺」としての副業はこんな人におすすめ
まず、現状の自分に不安を感じている人だ。本業で行っている業務に惰性を感じていたり、まだまだスキルを上げていかないといけないと少しでも感じていたりする人にはおすすめできる。社外で新たな刺激を受けることはもちろん、新たな人脈形成や本業でのヒントを得るきっかけになるなど、多くのメリットがあるからだ。
次に、自分の将来像をうまく描けていない人にもおすすめできる。社内でもやもやと考えているだけでは、なかなか次なる一手は考えつかない。そんなときに現状打破の起爆剤として、外の世界に飛び出してみるというのは、自分を改めて客観視するきっかけにもなる。
■どのような形で実践していくのか?
いきなり社外で何かに取り組んでみるというのも、副業初心者にはハードルが高い。そんな人にまずおすすめできるのは、住んでいる地域にあるNPO法人(非営利活動法人)に参加してみるという方法だ。
非営利活動法人は社会の課題解決のために存在する団体で、団体活動の維持や目的のために利益を上げることは何の問題も無いため、ビジネスとしての経験を積んでいきながら、社会貢献に携わることができる絶好の環境だ。そこでこれまでの経験を活かしたサポートを行ったり、新しい業務にチャレンジしてみたりと、自ら積極的にチャンスをつかんでいくことで、本業にも活かせるスキルアップへと繋がっていくだろう。
市区町村毎に、NPO法人の活動を促進している施設が数多くあるため、興味を持った人はそこを訪れて、どんな団体があるのかを知ることから始めてもいいだろう。(記事:後藤遼太・記事一覧を見る)
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