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地球サイズの系外惑星、地球から11光年の「Ross 128」で発見
AC0x01 曰く、 ヨーロッパ南天天文台(ESO)は、地球から11光年の距離にある赤色矮星系「Ross 128」で、地球サイズの系外惑星「Ross 128 b」を発見したことを明らかにした(プレスリリース、論文: PDF、CNN.co.jpの記事、Space.comの記事)。
Ross 128 bは質量が地球の1.35倍ほどの地球型惑星で、小型の赤色矮星である主星Ross 128を9.9日で周回している。地表に液体の水が存在可能なハビタブルゾーン内にあるかどうかは明らかになっていないが、平衡温度は-60~20℃と推定される。類似の惑星としては、より地球に近いProxima bが昨年発見されているが、Ross 128はProxima bの主星Proxima Centauriなど多くの赤色矮星のような強いフレアを放射することがなく、比較的穏やかな星であることから、より生命の存在に適した環境であることが期待できるという。
Ross 128付近では今年5月に謎の電波が観測され、人工衛星由来の信号である可能性が高いと片付けられていたが、ひょっとしたら何かあるのかもしれない。
なお、Ross 128は地球に近付いており、79,000年後にはRoss 128 bが地球に最も近い系外惑星になるとのことだ。
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