東芝、衣類スチーマー新発売 2段階のスチーム設定とアイロン機能を搭載

2017年10月4日 16:14

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「衣類スチーマー TAS-X3」(写真: 東芝ライフスタイルの発表資料より)

「衣類スチーマー TAS-X3」(写真: 東芝ライフスタイルの発表資料より)[写真拡大]

  • スチーム機能のイメージ。
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 東芝ライフスタイルは3日、2段階のスチーム設定とアイロン機能を備えた「衣類スチーマー TAS-X3」を11月末に発売すると発表した。2段階のスチーム量は、衣類のシワやニオイに合わせて設定可能。アイロン機能はつかみやすいハンドルのほかにも、ダニ・花粉対策や除菌効果をもたらす。価格はオープン。

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■2段階のスチーム量設定 ハンガーにかけたままでも使用可

 スチーム量は、最大約15ml/分のシャワー設定と、最大約11ml/分のスチーム設定の2段階だ。どちらも、最長約5分間なら連続使用できる。汗やタバコなどのニオイを脱臭してくれるので、毎日洗濯できない衣類も気軽にケアできる。ハンガーにかけたままのケアも可能だ。

■使いやすいアイロン機能 細部をかけやすくする「楽がけライン」

 「TAS-X3」のアイロン機能には、かけ面がついている。「楽がけライン」という細い先端が、ボタン周りなどの細部をかけやすくする。つかみやすい「オープンハンドル」も搭載。さらに、布製品に熱を加えることでダニ・花粉対策や除菌効果も期待できる。

 東芝ライフスタイルのアイロン技術は、100年かけて培われたものだ。特に「オープンハンドル」は、かける方向を変えたり、持つ手を変えたりするときにスムーズになる。しかし、これだけでは加重に耐えられないため、コストより使い勝手を重視した構造になっている。

■専用スタンド付属 自動電源オフ機能も

 「TAS-X3」には専用スタンドが付属するので、熱くなったかけ面を置くことができる。もし電源を切り忘れた場合でも、約10分経過すれば電源が自動的にオフになる仕組みだ(スチームボタンを使用しない状態)。また、「ほっとけ乾燥」という機能も搭載している。一見ユニークな名称だが、さびの発生を抑えるために蒸気室を乾燥してくれる。

 色はゴールドホワイトとピンクブラックの2種類。タンクは約55mlの一体型で、水量カップも付属する。8個のスチーム孔を内蔵している。(記事:さくらい・記事一覧を見る

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