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今日の為替市場ポイント:米FOMC声明の発表を待つ状況
記事提供元:フィスコ
*08:24JST 今日の為替市場ポイント:米FOMC声明の発表を待つ状況
19日のドル・円相場は、東京市場では111円37銭から111円88銭まで上昇。欧米市場でドル・円は一時111円20銭まで売られたが、111円60銭で取引を終えた。
本日20日のドル・円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控えて模様眺めムードが強まり、111円台後半のレンジ内取引で底堅く推移か。
20日(米東部時間)に米FOMCの声明を控えて、市場の様子見姿勢が一段と強まっている。市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を据え置くとの公算が大きい。CMEグループのFedWatchでは(9月20日時点)では100.0%の市場関係者が金利の据え置きを予想している。
一方、バランスシートの正常化に向けたプロセスの開始が発表されるとみられているものの、いずれも市場ではすでに織り込み済みのようだ。FRBが年内にあと1回の追加利上げを行うかどうかのヒントが出るか、イエレンFRB議長の記者会見や政策金利見通しに注目が集まっている。
ただ、北朝鮮情勢緊迫化への懸念は依然くすぶっており、比較的安全資産とされる円買いは根強い。トランプ米大統領は19日、国連総会の一般討論演説で、「米国と同盟国を守ることを余儀なくされれば、北朝鮮を完全に破壊する以外の選択はない」と北朝鮮に対して強く警告した。地政学リスク増大に対する警戒感は残されており、ドル上昇を抑制する一因となりそうだ。《HT》
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