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海底2500mの地層から見つかった太古の菌からキノコを培養
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究者らが、約2千万年前の地層で発見された菌類を培養し、キノコに成長させたそうだ(朝日新聞)。
この海底はかつてはユーラシア大陸の一部だったと考えられており、この菌ももともと陸上にいたものだと推測されている。しかし、酸素がなく高温の海底下で菌類が生き残った仕組みは分かっていないようだ。
海外でも2億5千万年前の地層の岩塩から生きた細菌が見つかったという論文があるが、真偽に議論がある模様。海洋機構は現生の陸上の菌類の混入に十分に配慮したといい、約2千万年前にいた菌類の可能性が高いとみているとのこと。
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