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米国の移民入国規制、科学分野で影響が出始める
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 今年の4月、複数の北極研究者たちによってグリーンランドで北極の氷がどれ程の速さで解けているかの調査が計画されている。この調査では、研究者らはニューヨーク州北部の米国空軍州兵基地から北極に出発するのだが、米大統領令による特定7カ国への入国制限により、イラン人であるカルガリー大学氷河学博士課程学生Samimiさんがチームに参加できなくなってしまったそうだ(ギズモード・ジャパン)。
これにより、春の計測の準備をしていたチームで混乱が生じ、またSamimiさん自身も自分の研究の未来を案じなければならなくなったとのこと。
この例に限らず、現在海外生まれの科学者や技術者の多くが、今米国を離れたら入国を拒否されてしまうと焦っている状態だという。
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