飲酒後に空腹を感じる理由が明らかになる

2017年1月16日 18:26

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 飲酒後にラーメンやアイスクリームが食べたくなるのは、アルコールが食欲にかかわる脳の神経細胞に作用するのが原因という研究結果が発表された(Nature Communications掲載論文Nature Asia朝日新聞BBCSlashdot)。

 アルコールが食べ過ぎの原因になることは以前より知られていたが、その理由は明らかにされていなかったという。そもそもアルコール(エタノール)はカロリーが高いため、普通に考えれば摂取によって食欲が抑えられるはずなのだが、今回の研究結果によるとアルコールには脳内で食欲や飢餓状態を引き起こす神経を活性化させ、食欲を増進させる作用があることが分かったという。

 また、マウスを用いた実験でも、空腹感を助長する「Agrp」という神経細胞がアルコールによって活性化することを確認できたそうだ。この神経細胞はマウスと人間とで共通だという。

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