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「真珠湾から世界へ発信したい」、安倍首相
記事提供元:エコノミックニュース
安倍晋三総理は先の大戦の日米開戦舞台となった真珠湾への出発を前に、26日、民間団体のあいさつで「私とオバマ大統領のこれまでの取り組みの集大成として『二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない』、この未来に向けたメッセージを、真珠湾の地から、世界に向け発信したい」と語った。
安倍総理は「日米同盟は世界の様々な課題に共に取り組んでいく『希望の同盟』となった」と語り「日本と米国のリーダーが共に真珠湾を訪問する。『和解』の大きな力を世界に示す、歴史的な訪問になれば良いと考えている」と語った。
また、対ロシア外交では、ロシアのプーチン大統領との首脳会談で「2人だけで、通訳だけを交え95分、膝を突き合わせ、お互いに日本とロシアそれぞれの国益をかけて議論した。恩讐を超え、北方四島を日本人とロシア人の『友好と共存の島』にしたい。高齢化する元島民の皆様の切実な思いである」とし「プーチン大統領にはしっかりとこの思いを受け取っていただいたと思っている」と語った。
また、安倍総理は「元島民の皆様が自由に墓参りし、故郷を訪れられるよう、迅速に検討することで合意した」と紹介するとともに、北方四島での日露の特別な制度の下での共同経済活動についての交渉開始でも合意したことを紹介した。(編集担当:森高龍二)
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