米テスラ、全車種に完全自動運転装置を搭載へ

2016年10月26日 09:20

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 米Tesla Mortorsが、完全自動運転の実現に必要なカメラやセンサーなどを今後同社の全車両に搭載すると発表した(テスラモーターズReuters)。

 搭載されるのは、最長250mまで360度の視界をカバーする8台のカメラ、12個の超音波センサー、高い処理能力を備える車載コンピュータなど。ただし現時点では必要なハードウェアが搭載されるだけで、完全自動運転を可能にするためのソフトウェアは今後ソフトウェア更新などの形で配布する模様。各国政府の承認を受けた後、早ければ2016年末にはソフトウェアの提供が開始される見込みだという。

 また、完全自動運転のデモ映像も公開されている(Engadget JapaneseGIGAZINE)。

 この動画ではドライバーがステアリング操作を行うことなく自宅から職場まで移動し駐車まで行う様子が紹介されている。

 スラドのコメントを読む | テクノロジー | 交通

 関連ストーリー:
米Teslaの電気自動車、自動走行中の自動車で初となる死亡事故を起こす 2016年07月01日
Tesla Motors、有料で「機能をアンロック」する課金システムを構築 2016年06月29日
Tesla、元AMD/AppleのCPUエンジニアを引き抜く 2016年02月05日
テスラの自動運転システム、日本を除く申請を行った全ての国で認可 2015年11月05日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事