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NEC、台湾の気象局と地震検知の共同実証
地震の早期検知のイメージ(NEC発表資料より)[写真拡大]
NECは9日、台湾交通部中央気象局と地震の早期検知に向けた共同実証を開始すると発表した。
NECは、日本の気象庁と過去20年以上におよぶ地震・津波関連システム開発の実績を持つ。地盤データなどから、震源の位置、規模(マグニチュード)を瞬時に測定し、震度や到達時刻を推定している。一方、台湾交通部中央気象局も世界でも数少ない高度な防災情報を提供できる機関として知られる。
台湾は、国土がフィリピン海溝の近くにあり、日本と同様に多くの地震が発生する。互いに高度な技術を持つNECと台湾交通部中央気象局は、台湾の国土に適した手法で地震をより早期に検知するための共同実証を開始することとし、台湾にある既設のセンサーを用いて実際の地震検出結果や検出速度の妥当性の検証を行う。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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