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結果で風が変わる 沖縄県・宜野湾市長選 現新一騎打ち
名護市辺野古への普天間基地代替施設建設への影響が否定できない宜野湾市の市長選挙が17日、告示され、島尻あい子沖縄・北方担当大臣らが支持する現職の佐喜真淳氏(51歳)=自民・公明推薦=と、辺野古への代替基地建設に反対する翁長雄志沖縄県知事らが支持する新人で元県職員の志村恵一郎氏(63歳)=無所属=の一騎打ちになった。24日投開票される(16日現在での有権者数7万3593人)。
佐喜真候補は「宜野湾市がかわってきた、元気になってきたと言われるのが耳に入るにつけ嬉しい。9万7000人のために何をするか」と決意を示し、普天間問題については「(普天間)飛行場のフェンスを取っ払うことがわれわれの願いだ」と普天間飛行場固定化阻止に努める姿勢を示した。島尻氏は国際医療拠点を普天間にしっかり根付かせ、沖縄振興の目玉にしていこう、沖縄振興へきちっとバックアップしていくと佐喜真候補への支持を求めた。
一方、志村候補は「普天間の運用停止実現へ取り組む。(辺野古への代替施設建設にも)知事を支え反対する」とした。志村候補は政府が約束した5年以内(19年2月まで)の普天間の運用停止を実行させ、無条件閉鎖・返還を求める翁長知事との連携をアピール。翁長知事は「普天間を脅しに使い、辺野古に新基地をつくるのは絶対許されない」として、志村候補への支持を呼びかけた。志村候補は今月9日に市内で開かれた照屋寛徳衆院議員(沖縄2区選出、社民党)の新春の集いで「ここで負けるわけにはいかない。もしものことがあれば風が変わる」と語ったという。選挙の影響の大きさを示した。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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