Google Chrome、広告ブロック拡張機能をバイパス?

2015年9月9日 16:41

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 Google Chromeが広告ブロック拡張機能をバイパスし、YouTubeの動画広告を表示しているのではないかという話が出ている(Neowin9to5GoogleIT PRO)。

 ChromeやFirefoxにAdblock Plusなどの広告ブロック拡張機能をインストールするとYouTubeの動画広告が表示されなくなる。しかし、Chromeでは最近になって動画広告がブロックできなくなり、広告をスキップするオプションも表示されないという報告が見られるようになった。ChromeにYouTubeアプリをインストールしている場合のみ発生するという話もある。

 実際にYouTubeアプリを追加して試してみたところ、広告ブロック拡張機能(AdBlockおよびAdblock Plusで確認)が有効な場合、確かに動画広告をスキップするオプションは表示されない。ただし、Twitterで報告されているのとは違い、広告のタイトルや進行状況などのオーバーレイも表示されなくなった。広告ブロックをオフにするとスキップボタンなどが表示されるようになり、YouTubeアプリを削除すれば動画広告のブロックは有効になるようだ。

 ただ、同じ動画ページでもリロードすると動画広告が表示されないことがあり、TwitterでURLが示されている動画ページに動画広告が表示されないこともあって、どうも状況がはっきりしない。Google Chromeで広告ブロック拡張機能を使用している皆さんは、動作に最近変化を感じただろうか。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | Chrome | Google | ソフトウェア | YouTube | 広告 | IT

 関連ストーリー:
広告ブロックソフトウェアの利用者は前年比41%増 2015年08月12日
iOS 9の広告ブロック、影響を受けるのは広告ブロックソフトウェア?Web広告? 2015年06月14日
The Next Web曰く「Adblockユーザーはモラルがない」 2015年05月19日
英国のユーザーが広告なしのインターネットを利用するには、年140ポンドの支払いが必要との試算 2014年08月23日
広告ブロックツールは生き残れるか? 2014年01月19日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事