Canonical、Ubuntu Oneの主要部分のソースコードを公開

2015年8月16日 22:46

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記事提供元:スラド

Canonicalは10日、昨年終了したクラウドサービス「Ubuntu One」のソースコードをAGPLv3で公開した。ソースコードはLaunchPadから入手できる(LaunchPad — A file synchronization serverReadme.txtUbuntu Insightsの記事Ars Technicaの記事OSDN Magazineの記事)。

CanonicalではUbuntu One終了の際、関連ソースコードをオープンソース化すると説明していた。公開までに時間がかかった理由として、コードのクリーンアップをUbuntu PhoneやSnappyプロジェクトの合間を縫って進めてきたためだとしている。

今回公開されたのはファイル同期サービスの主要部分で、デスクトップクライアントが同期の際に接続するサーバーサイドのソースコード。残りの部分も公開できるよう準備を進めていくという。時期は未定だが、Webサイト関連やREST API、連絡先、音楽ストリーミングなどのコードについても今後公開する計画とのことだ。 スラドのコメントを読む | Linuxセクション | Ubuntu | オープンソース | Linux | クラウド | デベロッパー

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