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ヤフー、アリババと連携―中国最大ECモール「天猫」への日本企業の出店を支援
ヤフーは、アリババグループと連携して、日本の有力メーカー・小売業者向けに、eコマース事業を支援するサービスの提供について検討を開始したと発表した。写真は、アリババのECモール「天猫」。[写真拡大]
ヤフーは29日、中国の電子商取引大手「アリババグループ」と連携して、日本の有力メーカー・小売業者向けに、日中双方でのeコマース事業を支援するサービスの提供について検討を開始したと発表した。第一弾として、アリババが運営する中国最大のBtoC ECモール「天猫(ティーモール)」「天猫国際(ティーモールグローバル)」への出店費用とトラフィック誘導を優遇するプログラムを提供するという。
同社によると、同プラン提供の対象となるのは、日本の有力メーカー(ブランド)、有力小売販売事業者、国内のECで十分な実績がある企業のいずれか。第一次は100社程度を予定する。
中国でのeコマース支援としては、天猫Tmall/天猫国際への出店費用の優遇、天猫Tmall/天猫国際上でのトラフィック優遇、出店企業に代わり直接海外販売を行うサービス(仕入れ販売を検討中)を提供する。
日本国内では、Yahoo!ショッピング等で優先掲載するほか、eコマースに関するマーケティング、システム、販売ノウハウを含むトータルサポートを提供する。
ヤフーは、アリババグループと連携し、国内外を問わずボーダレスなビジネスを視野に入れた新しい取り組みをこれからも積極的に提案していくとしている。
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