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ヨネックス、産学共同開発の新形状フレーム採用ラケット「VCORE TourF」を2月下旬に発売
ヨネックスが2月下旬に発売する新形状フレームを採用したテニスラケット「VCORE TourF(ブイコア ツアーエフ)」[写真拡大]
ヨネックスは16日、新形状フレームを採用したテニスラケット「VCORE TourF(ブイコア ツアーエフ)」を2月下旬に発売すると発表した。
本製品は、長岡技術大学と共同開発した特許出願中の技術「エアロフィンテクノロジー」をフレームに採用。この技術は、フレームトップ内側を隆起させ、ウィング時にトップ部のフレーム、ストリングを保護するパーツであるグロメットとストリングが受ける空気の流れをフィンが整えて後方に流すことで、空気の渦の発生を抑えるもので、空気抵抗を14%減らせるとしている。また、同社による測定で、サーブスピードを約6%が上がったという。
2014年7月には、同社と契約を結んでいるドイツのサビーネ・リシキ選手が本シリーズを使用し、女子では世界最速となる210.8km/hのサーブスピードを記録した。
また、フレームトップの横糸を増やし、従来は11~14.2mmだった間隔を11mmの等間隔にしたことで、面圧を高め、コントロール性能が向上したという。
糸が張られているストリングの縦と横の長さを同じに近づけ、面を四角くすることで、有効可動域を広げ、ボールが打ちやすい面中心部分のスウィートエリアの面積を約7%拡大させた。
ラインナップは、フェイス面積が93平方インチ(約0.06平方メートル)の「VCORE TourF 93」と97平方インチ(約0.0626平方メートル)の「VCORE TourF 97」の2種類。平均重量は290~310g。価格はいずれも3万2,000円(税抜)。色はいずれもブライトレッド。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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