講談社、すべてのコミック雑誌を電子化へ

2015年1月5日 23:04

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講談社は、刊行する全てのコミック誌を順次電子化し、各電子書籍書店で配信する。写真は、電子化に合わせて同社が開設した特設サイト。

講談社は、刊行する全てのコミック誌を順次電子化し、各電子書籍書店で配信する。写真は、電子化に合わせて同社が開設した特設サイト。[写真拡大]

 講談社は5日、同社が刊行する全てのコミック誌を順次電子化し、各電子書籍書店で配信すると発表した。『ヤングマガジン』(5日スタート)、『月刊少年マガジン』(6日スタート)、『週刊少年マガジン』(7日スタート)の3誌を、紙の本誌と同時に配信開始し、同時に特設サイト(http://567.kodansha.co.jp/)もオープンする。

 大画面のスマートフォンやタブレットが急速に普及する中、各出版社にとって雑誌や書籍の電子化はもはや避けて通れない、急務な課題となっている。

 同社においても、読者がライフスタイルに合った方法でコミック誌に接することができる環境を、今年6月までにコミック誌全誌の電子化を実現させ整えるという。

 なお、特設サイトにおいては、最新号のひとつ前の号となる「週刊少年マガジン2015年4・5号」「月刊少年マガジン2015年1月号」「ヤングマガジン2015年4・5号」の無料公開や、人気連載を4コマで紹介する「4コマでわかるマガジン作品」企画など、さまざまな特別企画を実施する。(記事:町田光・記事一覧を見る

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