政治から読み解く【経済と日本株】:永藤英機氏「カジノ議論は出尽くし、迅速に進めるべき」

2014年5月15日 13:52

印刷

記事提供元:フィスコ


*13:52JST 政治から読み解く【経済と日本株】:永藤英機氏「カジノ議論は出尽くし、迅速に進めるべき」
大阪府議会議員(維新の会)の永藤英機氏は13日「カジノの議論も随分長いこと続いている。懸念も対策も、もう出尽くしているのではないか。国会では、選挙だとか他に重要案件があるからと延々と先延ばしにされてきた。カジノを含むIR(統合型リゾート)は税金で作るのではない。1箇所5000億円もの投資を、民間企業が行う。迅速に進めるべき。」とツイートしている。

カジノ解禁法案の国会での審議入りが遅れている。自民党の細田博之幹事長代行は今月下旬の衆院審議入りに向けて働き掛けており、6月22日まで開催される今通常国会での成立を目指すと先月述べた。遅れの要因として政権与党の足並みがそろっていないことが指摘されている。

こうした法制化の遅れを尻目に、都内では米ラスベガスやマカオのカジノ業界の首脳が出席する国際会議が14日から16日までの日程で開かれている。アジア最後と言われるカジノ未開の地である日本に対して、海千山千の海外勢は様々なプレッシャーをかけているが、会期末まで後約1ヶ月。足元の東京市場では法案成立先送りを見込んだ動きとなっていることで、成立となれば関連銘柄を中心に賑わう可能性も。《MT》

関連記事