日本気象協会、「アクエリアス」とのコラボ企画で5月5日を「熱中症対策の日」に制定

2014年5月6日 16:45

印刷

熱中症指数を示すアイコン

熱中症指数を示すアイコン[写真拡大]

 日本気象協会は4日、5月5日を「熱中症対策の日」と制定し、日本記念日協会に認定されたと発表した。これは、同協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトによるもので、日本コカ・コーラのスポーツドリンク「アクエリアス」と共同で申請した。

 「熱中症ゼロへ」プロジェクトは昨年から始めたもので、夏の厳しい暑さで知られる埼玉県熊谷市、岐阜県多治見市、群馬県館林市などの自治体や、団体、企業と連携し、熱中症のリスクと対策についての啓発を行っている。また、このプロジェクトは「アクエリアス」とのコラボレーション企画となっており、地域のスポーツイベントで「アクエリアス」を配布するなどの活動も行っている。

 体がまだ気温や湿度の変化に慣れていない5月は、熱中症に注意が必要だという。そこで、同協会は熱中症患者が増加する前に注意喚起を行い、熱中症患者をゼロにするよう啓発していくため、暦上では夏が始まる「立夏」の5月5日を「熱中症対策の日」と制定した。

 同協会では今後、「アクエリアス」と共同で作成した、「熱中症ゼロへ」プロジェクトロゴ「ねつぼうくん」の表情を使ったアイコンで、熱中症指数を知らせていくという。

 このアイコンは、熱中症指数を「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の5段階で表したもので、同協会公式サイトや「アクエリアス」のサイトのほか、電車内の広告モニター、スーパーマーケットなどでも掲示することにしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

関連記事