(中国)天津で「未来のマンハッタン」がゴーストタウン化

2014年4月15日 09:51

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記事提供元:フィスコ


*09:51JST (中国)天津で「未来のマンハッタン」がゴーストタウン化
天津市の響螺湾ビジネス区が“ゴーストタウン”と化しているようだ。地元メディアが15日報じたもので、多くの不動産建設工事が中断し、人影も少ない状況という。同ビジネス区は8年前に建設がスタートしたエリアで、着工初年度には上期だけで300億元(約4950億円)超が投下された。「北京からの産業移転」のスローガンの下、一時は「中国の未来のマンハッタン」と呼ばれ、期待を集めていた。

中国政府は現在、「京津冀(北京市、天津市、河北省)」地域の経済一体化計画を推進し、首都圏の拡大を目指している。首都圏の一部機能が移転される河北省の保定市などでは、早くも不動産投機熱が高まっている状況だ。しかしながら、地元紙では、響螺湾ビジネス区の現状を取り上げ、京津冀計画を巡る「リスクのサンプル」だと指摘している。《NT》

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