関連記事
【経営者の言葉】ストリームの劉海涛社長
ストリーム<3071>(東マ・売買単位1株)は、家電販売中心にインターネットサイトの『ECカレント』、『e―BEST』、『特価コム』を運営し会員数約724万人を誇る。[写真拡大]
■会員数724万人誇るサイトがGoogleショップに認定
ストリーム <3071> (東マ)は、家電販売中心にインターネットサイトの『ECカレント』、『e―BEST』、『特価コム』を運営し会員数約724万人を誇る。ストリームが運営する上記3サイトがこのほどGoogleのショップに認定された。
その効果について同社の劉海涛社長に聞くと、「大きい効果としては2つあります。先ず、当社のECカレントは高い認知度はありますが、とくに、これまでECカレントで買ったことのない人に『安心感』を持ってもらうことができると思います。さらに、もしもトラブルの発生したときにグーグルが10万円まで保障してくれますので、この点でも新規ユーザー獲得にプラスになることは間違いないと思います」、とグーグル効果について強調している。
テレビ販売の不振と中国での太陽光関連部材の不振などで前期(2013年1月期)は大幅な赤字に落ち込んだが、夏場以降大型テレビの販売単価が回復し在庫増による品揃え効果などもあって月次では黒字となっているという。「今1月期は経常利益では前期の赤字10億4000万円から大幅な収益改善を見込んでいます。とくに、四半期ベースでみれば、第3四半期累計での経常赤字1億8,500万円を第4四半期で取り返しますので、この勢いで来期に結びつけていきたいと思っています」、と次期業績に明るい見通しを語っている。第4四半期の勢いなら来期の経常利益は2億円ていどは見込めそうである。
取扱商品は拡大されますか。「当社はパソコンや家電などを得意としてネットで展開してきましたので今後も家電を軸として競争力をいっそう向上させていきます。また、ECカレントでは15年の実績とノウハウがあるため他社のネットワーク構築支援事業に力を入れていきます」、という。
株価はネット通販に強いことが評価され時折、急騰する習性がある。2013年の高値は6万円(1月)、安値は4万3500円(6月)で足元では4万5000円台で下値を固める展開となっている。グーグルショップに認定された点と来期業績の回復を評価すれば底値圏の水準は仕込み場といえるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【木村隆のマーケット&銘柄観察】アンジェス MGは薬事法改正受け、コラテジェンに期待が強まる(2013/12/24)
・【飛び乗り飛び降りコーナー】ナブテスコは5月高値に迫る勢い、2ケタ増益(2013/12/23)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク