「米国でマリファナ使用合法化への動きが加速する?」

2013年10月23日 14:04

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記事提供元:フィスコ


*14:04JST 「米国でマリファナ使用合法化への動きが加速する?」
米ギャラップ社の調査によると、マリファナ使用の合法化を支持する人の割合が初めて50%を超えたそうだ。調査によると、58%がマリファナの合法化に賛成しており、同様の調査を行った2年前の50%を上回った。

すでに一部の州では一定の制限でマリファナを使用することが認められているが、今回の調査結果は全米レベルのマリファナ使用の合法化を後押しする可能性があるとの見方が多いようだ。年代別では、65歳以上でマリファナ使用に反対する人の割合が50%を超えて
いるが、18歳以上65歳未満の過半数はマリファナ使用の合法化に賛成している。

ただし、一部ではマリファナ使用の際の健康面への影響が懸念されており、合法化を急ぐべきではないとする慎重な意見も存在している。一方、マリファナ使用を合法化することで税収増が期待できるとの指摘もある。

日本で近い将来、マリファナ使用が合法化される可能性は極めて低い。パチンコ換金問題についての結論すら出せない状況で、マリファナ使用の合法化は100年早い!との声が
聞こえてきそうだが、米国のやることを何でも追随する習性がある日本が米国のマリファナ合法化の動きを黙って見過ごすとは思えない。《MK》

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