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個別銘柄戦略:想定外の量的緩和縮小見送りでリスクオンの流れに
記事提供元:フィスコ
*09:07JST 個別銘柄戦略:想定外の量的緩和縮小見送りでリスクオンの流れに
FOMCでは想定外の量的緩和策縮小見送りが決定され、リスクオンの流れが一段と強まる方向に。為替は円高推移だが、今後の円高余地も乏しく、影響は限定的にとどまろう。とりわけ、新興国リスクの後退から、新興国通貨の下落を懸念して売り込まれていた銘柄群などには買い安心感が強まる可能性。また、金市況の急伸などを受けて、資源関連株にも関心は向かおう。
また、バルチック指数の大幅続伸は海運株のフォロー材料に。世界的な金融緩和継続、基準地価の発表を控えて、足元で動きの鈍かった不動産株にも期待が持てそう。さらに、東京ゲームショウの開催でゲーム関連などにも注目は続く見通し。一方、建設株には警戒か。大成建設<1801>には複数で投資判断格下げが観測されており、リバランス売りの流れが強まりそうだ。《KO》
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