【NY午前外為概況】ドル・円98円台前半、ユーロやポンドに月末、週末の売り

2013年8月31日 01:20

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記事提供元:フィスコ


*01:20JST 【NY午前外為概況】ドル・円98円台前半、ユーロやポンドに月末、週末の売り
30日NY午前の外為市場でドル・円は、98円06銭から98円34銭で推移した。米7月の個人所得、消費支出の伸び鈍化を嫌気したNYダウ、シカゴ日経平均株価先物の下落、米国10年債利回りの低下を受けて、ドル売り・円買いが優勢気味。この日発表された米国の8月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値の上方修正に、ドル買いが一時強まった。


ユーロ・ドルは1.3243ドルから1.3173ドルまで下落。30日発表の独、ユーロ圏の経済指標が弱く、ユーロ圏の金利先安観、緩和政策の長期化などの思惑から、ユーロ売りが優勢になった。ロンドンフィキシングでのユーロ売りも目立ったもよう。ユーロ・円も130円12銭から129円32銭まで下落した。


ポンド・ドルは、英国の経済指標の改善にも、米国3連休を控えたポジション調整のポンド売りが優勢になったとみられ、1.5504ドルから1.5463ドルまで下落。ドル・スイスフランは、0.9294フランから0.9331フランまで上昇した。《KK》

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