関連記事
中国:IPO予定のアリババ、時価総額1000億米ドル超えも=元CEO
記事提供元:フィスコ
*10:21JST 中国:IPO予定のアリババ、時価総額1000億米ドル超えも=元CEO
中国の電子商取引大手アリババ・グループの元最高経営責任者(CEO)である衛哲氏は27日、アリババが予定しているIPO(新規株式公開)について、時価総額1000億米ドル(約9兆8700億円)超えも難しくないとの認識を示した。また、同社の大型IPOにより、上場先の市場が活性化すると指摘した。
香港メディアが28日伝えたもの。衛氏は、アリババが傘下の企業間電子商取引(B2B)部門を香港に上場させた2007年当時、CEOを務めていた。その後、衛氏は2011年にグループを辞し、投資ファンドを立ち上げている。なお、アリババのB2B部門はグループ再編に伴い、2012年に上場を廃止した。
アリババの上場先については、香港と米国が候補に上がっているとされている。衛氏はこれについて、「商取引」の部分を伸ばしたいのであれば、国際的に開かれた香港が適しているとの見方。一方、「電子ハイテク企業」としての位置づけを強化するのなら、同分野で先行する米国を選ぶことも可能だとしている。《NT》
スポンサードリンク