ソニー対マイクロソフト、PS4が優位に立つ6つの要因=海外メディア

2013年6月14日 11:47

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記事提供元:フィスコ


*11:47JST ソニー対マイクロソフト、PS4が優位に立つ6つの要因=海外メディア
先ごろ閉幕した米ゲーム見本市E3で、ソニー<6758>の次世代ゲーム機「プレイステーション4(PS4)」の全容が明らかとなった。一部報道によれば、現時点でアマゾン・ドット・コムでの予約台数は、米マイクロソフトの次世代機「Xbox One」を上回っているといい、まずはソニーが優位に立った格好だ。

米オンライン情報サイト「ビジネス・インサイダー」によれば、ソニー優勢の要因は6つだ。第1に、PS4では中古ソフトの使用に制限がかけられておらず、例えば友人とのゲームの貸し借りが可能な点。一方のXbox Oneではアカウント認証が導入され、中古ソフトの使用が制限される。

第2に、PS4の価格はXbox Oneに比べて100ドル安い399ドル(約4万円)に設定されており、このアピール度はきわめて大きいという。また、Xbox Oneでは毎日オンライン認証が必要となるのに対し、PS4はネットへの常時接続が不要であることが第3点目だ。ほかに、ワイヤレスでプレイが可能なこと、デザイン上の美学、ゲーム機としての性能により特化したことが挙げられた。

これまでの報道によると、ソニーはPS4のプロモーションにおいて、これまでと違って情報を小出しにするなど、消費者の期待をあおる手法をとっていると指摘されていた。それだけに「期待はずれとなる結末」を懸念する声も上がっていたが、メディアなどの報道を見る限り「まずは及第点」というところのようだ。《NT》

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