音楽ソフトの売上高、日本が米国を抜き世界最大に

2013年4月9日 17:51

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 日本におけるCDやダウンロードを含めた音楽ソフトの2012年の売上高が米国を抜き世界最大になったという(47News)。

 国際レコード産業連盟が発表した統計によると、日本の音楽ソフトの売上高は約43億ドル、米国は約41億ドルだそうだ。ただし、映画やCMでの使用料といった音楽ソフトの販売以外での市場規模については米国がまだ最大だという。

 世界規模で見ると、物理媒体での音楽販売売上高は昨年よりも低下したものの、音楽産業全体としては0.2%の成長が見られるという。デジタル形式での売上高は全売上高の35%、物理媒体での売上高は57%を占めているとのこと。さらにデジタル形式での売り上げのうち、20%がサブスクリプション型(+広告)のストリーミング形式が占めているという。サブスクリプション型サービスの売り上げはここ数年で増加しているそうで、とくに欧州では普及が進んでいるという。

 スラッシュドットのコメントを読む | 音楽

 関連ストーリー:
私的録音録画補償金制度の再構築を主張する権利者団体たち 2013年04月02日
広告収入ベースの無料音楽配信サービスは実現可能か 2013年03月19日
音楽の売り上げは世界規模で見ると増加している 2013年03月01日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事