大気汚染は50歳以上の人の脳を老化させる?

2013年1月16日 18:01

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 米国の国家高齢者問題研究所によって行われた調査の結果から、高レベルの大気汚染には50歳以上の人間の大脳を老化させる効果があることが発見されたそうだ(レコードチャイナ)。

 この調査は1万5000人近くの高齢者を対象としたもの。微小粒子状物質は体積が小さく、肺や大脳に蓄積される可能性があるからだそうだ。研究者によると、「空気1立方メートル中の微小粒子状物質が10ミリグラム増加すると、調査対象の大脳の能力が3年老化するのと等しい効果がある」という。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球 | サイエンス

 関連ストーリー:
自動車の排気ガス汚染、主要死亡原因にランクイン 2012年12月21日
中国やインドの大気汚染、米国の気候に影響を与える 2012年05月30日
在中国アメリカ大使館、北京の大気汚染のレベルが「いかれた酷さ」と表現 2010年11月23日
車の排気ガスは花粉アレルギーを増加させる? 2005年02月06日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事