テレビ東京、世界初の移動式宇宙体感シアターを開発

2012年10月5日 13:01

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「SPACE BALL」の東京国際フォーラム設置イメージ(画像:テレビ東京)

「SPACE BALL」の東京国際フォーラム設置イメージ(画像:テレビ東京)[写真拡大]

  • 移動式大型宇宙体感シアター「SPACE BALL」(画像:テレビ東京)

 テレビ東京は4日、プラネタリウムクリエーターの大平貴之氏の企画プロデュース、宇宙航空研究開発機構(JAXA)協力のもと、世界で初めての移動式大型宇宙体感シアター「SPACE BALL」を開発したと発表した。12月15日の東京国際フォーラムを皮切りに、宇宙空間を体験できるイベントを全国展開する。

 「SPACE BALL」は、宇宙空間を自由に旅することのできる最先端の技術を駆使した世界初の移動式全天球シアター。直径約10メートルの球形スクリーン内部にガラスでできたフローティングステージがあり、前後左右、上下、全身が果てなき星空と映像、立体音響に包まれ、世界でたったひとつの、意識が変化するような新しい体験ができるシアターとなっている。

 「SPACE BALL」で体験するプログラムは、これまでで最もリアルな世界を突き詰める。世界最高峰の宇宙データベースを積んだスペースエンジン「Uniview」開発者の高幣俊之氏、「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH」監督の上坂浩光氏と大平貴之氏がタッグを組み、かつてない高クオリティ宇宙作品を制作する。作品にはJAXAの協力により、最新の衛星画像、宇宙からの映像を使用する。また、アドバイザーに宇宙飛行士の毛利衛氏を迎え、実際の宇宙体験者ならではのリアルな宇宙の旅を形作る。

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