【話題株】フェイスブック上場に「期待外れ」「伸び悩みで失望」など手厳しい評価

2012年5月20日 11:49

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■本番は2日目以降、関連銘柄は電通・ソフトバンク・クックパッド・デジタルガレージなど

  米フェイスブックが米国で18日、新規上場となり、今朝は、「期待外れ、株式公開数拡大など影響」(米国発ロイター通信)、「伸び悩みで失望、株価は割高」(日本経済新聞速報ニュース)など、手厳しい評価が出回った。公開価格38ドルに対し、注目の初値は42・05ドル、高値は45ドル、終値は38・23ドル。取引所側のトラブル発生も影響したようで、同通信によれば、「取引に関するナスダック市場から証券会社への情報伝達が途絶え(中略)東部時間午後2時(同午前3時)近くになってようやく連絡が再開」。本番は上場2日目以降と注目されている。

  フェイスブックの「上場目論見書」では、競合関係にある企業として、日本のミクシィ <2121> (東マ)や韓国のCyworld(サイワールド)社などが列挙されているという。一方、課金サービスでの提携や事業パートナーとしては、日本企業では、電通 <4324> (東1)やKDDI <9433> (東1)、ソフトバンク <9984> (東1)、クックパッド <2193> (東1)、デジタルガレージ <4819> (JQS)などが、関連銘柄として注目されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
『経営者の言葉』エスアールジータカミヤの高宮一雅社長(2012/05/19)
フェイスブックの新上場は一時45ドルと好調だがNYダウは6日続落(2012/05/19)
【特集】セクター別動向「小売(百貨店)関連」(1)(2012/03/10)
【小売(家電量販店)特集(1)】特需反動減で厳しい状況、収益改善期待(2012/04/07)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事