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【話題株】ヤフーがアスクルの筆頭株主になりアスクル一段高の期待
■BtoC事業で圧倒的ナンバーワン目指す
オフィス通販のアスクル <2678> とインターネットサービスのヤフー <4689> (東1)は27日の夕方、業務・資本提携を発表。第三者割当により、ヤフーがアスクルの株式を5月20日払い込みで2302万8600株(割当後の所有議決権割合42.60%、発行済株式総数に対する割合42.47%)を引き受け、アスクルの筆頭株主になるとした。
■アスクルに「実利」も
アスクルは法人向けオフィス通販の最大手。ヤフーは国内のポータルサイト最大手。アスクルの物流・商品管理システムとヤフーのネット通販「Yahoo!ショッピング」や「Yahoo!オークション」などのネットサービスのノウハウが融合することになる。
発表では、両社の経営資源を相互に提供し合い、インターネット上のBtoC事業を対象とした新たなE コマースビジネスにおいて、業務提携開始後2年以内に当該新たなビジネスの分野で圧倒的ナンバーワンとなることを目標にするとした。
アスクルの株価は昨年11月の1002円からジリ高基調となり、4月23日に1695円の高値。週末27日の終値は1596円(14円高)。この提携で「実利」が多いのはアスクルとの見方があり、一段高で2000円前後を目指すとの期待が出ている。
一方、ヤフーの株価は3月14日に2万7980円の高値をつけたあと軟調。直近は4月24日の2万6160円を上値に3日続落となり、27日の終値は2万3900円だった。直近3日間で2000円以上下げたため、自律反発の期待はある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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