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クレアホールディングスは継続企業の疑義が注記、業績回復も鈍い
記事提供元:日本インタビュ新聞社
クレアホールディングス <1757> の低迷相場が続いている。それも最近は1円と2円との間で行ったり来たりの展開に終始しており、通常の上場銘柄とは言い難い水準での商いである。1円で買って2円で売れば株価倍増という投資効率となり、あわよくばと言う割りきりの向きの商いが中心と思われる。
前2012年第3四半期累計の決算は営業損失が2億5300万円(前年同期3億1700万円の損失)となり、通期でも営業損失2億8600万円(前々期4億5000万円の損失)と低迷の見通し。
建設事業、リフォーム事業など社業全般にわたって不調が続いている。継続的に営業損失を計上しているほか、営業キャッシュフローもマイナスの状況にあるため、第3四半期累計決算では継続企業の前提に関する疑義が注記されている。太陽光発電システム設置工事などに注力しているが、早期の業績回復は難しく、今後株式上場基準に抵触する可能性もある。売買の対象にはなり得ない銘柄である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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