千葉県船橋市の「イオンモール船橋」、4月25日にグランドオープン

2012年3月23日 18:38

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ショッピングセンターイメージ図(画像:イオン)

ショッピングセンターイメージ図(画像:イオン)[写真拡大]

  • ショッピングセンターの周辺図(画像:イオン)

 イオンは23日、4月25日に、千葉県船橋市に「イオンモール船橋」をグランドオープンすると発表した。同SCは、船橋市新船橋駅東地区再開発事業である、“最先端の技術や知識を活かし、人と人をつなげる街”を意味する「スマートシェア・タウン構想」と協働し、継続的に環境価値を創出する未来の街づくりの一翼を担っていく、あらゆる世代に対応したショッピングモール1号店となる。

 「イオンモール船橋」は、「地域で一番私にピッタリが見つかるお店-Fits Me-」をコンセプトとして、イオンのメインターゲットであったファミリー層に加え、シニア層の顧客にまで満足してもらうため、SCに関わるすべてのグループ事業が専門性の高い売場とサービスを兼ね備え、快適なショッピング環境とコミュニティ空間を提供する。
 
 同SCは、核店舗の「イオン船橋店」と準核店舗となるスポーツ専門店、大型書店に加え、飲食、ファッション、エンターテインメント、サービスなど158の専門店で構成する、地上5階建て(店舗3階、4・5・屋上駐車場)のショッピングモール。核店舗の「イオン船橋店」は、社会がシニアシフトする中、今までのGMSになかった商品やサービスを導入し、イオンのGMS改革の成果を結集した最新のGMS店舗となる。

 具体的には、同SCでは、イオンのGMS(総合スーパー)改革から生まれた専門店として、スマートフォン、ゲーム、オーディオビジュアルを一体化し、“デジタルでつながる”新しい暮らしを提案する「イオンデジタルワールド」が初めて専門店ゾーンに出店する。また、購入からメンテナンスまでトータルで高いサービスを提供する自転車専門店「イオンバイク」のほか、布地と手芸の「パンドラハウス」がグループ企業の未来屋書店が運営する書籍・カルチャー教室に隣接し、手芸、クラフト講座で使用する道具や材料を提供する店舗として出店する。そのほか、イオンの雑貨専門店「R.O.U」、総合ペットショップ「イオンペット」など、イオングループの専門店が多数出店する。

 さらに、結婚や住宅購入資金、老後の備えなど、顧客のさまざまなライフステージにおける相談を受け付ける金融サービスを総合的に展開する「暮らしのマネープラザ」をイオンとして初めて導入。イオングループの総合金融事業を担うイオンクレジットサービスやイオン銀行、イオン保険サービスの金融各社に加え、野村證券や第一生命保険の窓口を集積する。

 また、総合クリニックを施設内に設ける。診療科目数13を数え、一般的な総合病院の外来と同様に、1ヶ所の受付を経て各科目で診療を受ける方法を導入することにより、複数科目に関わる疾病でもスムーズな受診が可能となる。

 「当地には、1997年11月開業の『マックスバリュ新船橋店』が14年の間、地域のお客さまに親しまれ、これまで営業してきた。『イオンモール船橋』は、このたびの『スマートシェア・タウン構想』の考え方のもと、より地域に根ざした商業施設を通してこの“人と人をつなげる街づくり”に寄与すべく、施設から商品、サービスに至るまで、すべてを一新したSCとして誕生する」とイオンはコメントしている。


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