Androidスマホの待受の各画面がメディアになる「VALiBO」提供開始

2012年2月21日 22:05

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「VALiBO」利用イメージ(画像:エヌアイデイ)

「VALiBO」利用イメージ(画像:エヌアイデイ)[写真拡大]

  • 「VALiBO」ロゴマーク(画像:エヌアイデイ)

 エヌアイデイとサジェスタムは20日、Androidスマートフォンの待受画面の各面を、アイコンやウィジェットとは違い全画面で企業が情報発信スペースとして自由に活用でき、利用者が好みに合わせて選択・追加できる、世界初のメディアプラットフォーム「VALiBO(バリボ)」を同日より提供すると発表した。

 「VALiBO」の企業へのメディア販売はサイバーエージェントが独占して行い、「VALiBO」上でのリサーチはマクロミルが提供企業と独占的に協業して展開する。

 「VALiBO」は、日常的に頻繁に閲覧されるスマートフォンの待受画面に新しい活用スタイルを導入し、企業には消費者との新たなコミュニケーション方法を、消費者にはスマートフォン待受画面の新たな楽しみ方を提案するもの。
 
 Androidマーケットより「VALiBO」アプリ(無料)をダウンロード・インストールすると、左右フリック(タッチスクリーン画面を指で弾く動作)で切替可能な待受画面が9面設置され、好きな面に最大8面分、選択したブランド(企業)の待受画面を設置できる。各待受画面上のコンテンツは自動更新されるため、利用者はアプリを立ち上げるなどの手間なく、待受画像の変化を楽しんだり、待受画面上で素早く最新情報をチェックし、タップするだけで詳しい情報にアクセスしたりすることが可能。

 今後のAndroidスマホの拡大に合わせ、300万ユーザーの獲得を見込んでいる。なお、企業が「VALiBO」で待受画面を提供する際の料金は月額15万円から。当該待受画面の利用者数に応じた従量制となっており、たとえば利用者数が1万人の場合で月額35万円、5万人の場合は月額85万円となる。

 サービス開始当初より、全日本空輸、時事通信社、リクルート、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントなど8社9ブランドの待受画面が提供され、今後も順次追加される予定。


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