【銘柄診断】スカイマークは売り一巡感が強まる、高収益体質の確立に評価高い

2011年11月19日 19:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  スカイマーク <9204> は8月24日に1383円まで買い上げられ、1月19日の年初来高値1449円に肉薄したが、結局そこを奪回できず、その後は見切り売りが支配する展開に陥っている。

  今2012年3月期9月中間決算は営業利益が91億2200万円と前年同期比54.8%増を確保。つれて今3月期通期も営業利益は従来の141億円から170億円(前3月期111億9500万円)へ増額修正された。

  運航機材の不統一、スケールメリット不足、大手航空会社の過剰な低価格戦略で赤字にあえいでいた面影はない。むしろ、日本の航空会社では最も高収益の体質を築いている。低価格戦略+規模拡大によるシェア拡大という「独自の成長シナリオ」を確立しつつある。

  世界のLCC(格安航空会社)が合弁設立により日本に進出、競争が激化しているが、それに負けない体質を備えつつある。先では国際線への参入が新たな成長機会になることが期待される。高値から33%の下げを見せただけに、ひとまず売り一巡感が強まるタイミングだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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