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【銘柄診断】任天堂は3DSの値下げで過度な悲観相場からの帰還が視野に入る
任天堂 <7974> は2007年11月の7万3200円を起点とする長い下降トレンドに迷い込んでしまっている。ただ、8月12日の1万780円に対し二番底が9月29日の1万940円と一番底の上の水準で止まり、それなりに底値感が漂い始めているニュアンスもある。
現行の株価水準はPERが85.1倍となお高い。配当も大幅減額発表で配当利回り0.8%と魅力に乏しい。となると、業績アップがここからの戻りが本格化するための最大の重要ポイントだ。
低迷が続いていた「3DS」を立て直すため、8月にハードの大幅値下げを実施した。価格のハードルが一気に下がるほか、同時に、「3DS」の機能を最大限に活かした自社大型タイトル「スーパーマリオ3Dランド」、「マリオカート7」を年末商戦で投入することも明らかとった。魅力的なソフトに欠けるという、最大の課題もひとまず解消される。
今3月期をボトムに来2013年3月期以降の業績が急回復に向かう可能性が出てきた。過度な悲観相場からの帰還相場の背景が整ったようである。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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