ウェザーニュース、緊急地震速報サービスを大幅にバージョンアップ

2011年9月7日 13:38

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緊急地震速報『The Last 10-Second』がバージョンアップ イメージ画像(ウェザーニューズ 提供)

緊急地震速報『The Last 10-Second』がバージョンアップ イメージ画像(ウェザーニューズ 提供)[写真拡大]

 ウェザーニューズは6日、緊急地震速報サービス『The Last 10-Second』を大幅にバージョンアップしたと発表した。

 『The Last 10-Second』は、個人向けと事業者向けサービスとして展開しており、受信する震度を利用者のニーズに合わせて自由に設定できる特徴を持つ。今回のバージョンアップでは、地震の情報だけでなく、地震の発生によって引き起こされる津波発生の危険性を、表示されるポップアップ画面と音声で知らせる機能を追加した。

 また、設定地点での推定震度を即座に音声でアナウンスする他、これまで地震の予想到達時刻を10秒前にカウントダウンを開始していたものを、10秒以上前から知らせるように変更した。

 「地震や津波は、わずかな時間での冷静な判断と対応が求められる。今回のバージョンアップにより、地震の発生とあわせて津波の危険性をすぐに確認することができる。また、音声でお知らせする情報量が増え、遠くにいても詳細情報を即座に把握できる」と同社はコメントしている。

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