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東芝、フィリピン販売会社の営業開始:フィリピン市場での事業拡大図る
東芝は5日、4月にフィリピンで設立した販売会社「東芝フィリピン社」の本格的な営業活動を開始したと発表した。販売体制を一本化し、現地のニーズに即した商品開発や顧客満足度の向上を図る。
東芝フィリピン社は、商品別にフィリピンの販売代理店やディストリビュータを通じて進めていた販売活動を束ねる販売会社。より地域密着型のマーケティング体制を構築し、フィリピンの顧客ニーズにきめ細かく対応した商品開発と提供を図る。また、商品のアフター・サービスについてもサポート窓口の一本化を図り、顧客満足度の強化に取り組むという。
フィリピン経済は、個人消費の伸びに支えられ堅調な成長を続けており、液晶テレビについては、同社調べで2011年度に前年度比200%(台数ベース)、ノートパソコンについては前年度比124%、冷蔵庫についても前年度比108%の成長が見込まれている。
東芝は、新会社の立ち上げを通じて、フィリピン市場での総合的な事業拡大を積極的に進めていくとしている。
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