売買される Google の「+1」

2011年7月29日 11:30

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記事提供元:スラド

 ある Anonymous Coward 曰く、

 Google では検索結果に対し「おすすめ」や「重要」といった意味で「+1」の評価をつけられるが、これを売買するビジネスが旬らしい (ITProPortal の記事本家 /. 記事より) 。

 ここ数ヶ月だけで Googleplus1supply や buygoogleplus1、また Blackcatseo など複数の業者が出現しているとのこと。相場は「+1」1000 回に対しおよそ 250 ドル (約 2 万円) で、Google から意図的な +1 であることに目をつけられないよう「自然に」+1 を付けていくそうだ。これを実現するのは業者の持つ Google アカウント保持者の巨大ネットワークだそうで、その数は数十万に及ぶとも言われている。要は人海戦術で「+1」を付加していくことにより、検索結果において高いランキングを実現するというわけだ。

 Google の基幹ビジネスである検索は今まで割と順調であり続けたが、「+1」がページランキングに大きな影響を与える仕組みであるとすれば、Google は「パンドラの箱」を開けてしまうことになるかもしれない、と元記事は論じている。

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